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猫や犬は4足動物。4本足。

猿は2本の手と2本の足?
いや、後ろの2本は手でもある。歩く時には足だけど木に登る時は手だ。物を掴むという事をやっている時は手だと言える。そして、その時は感覚するという機能をより使っている。

人間は足が物を掴みにくい形になっているので、手とは言えない。だから足でそんなに繊細に感覚しなくなってきた。靴を履くようになってからは歩くための脚の末端としての役割が大きくなった。

ただ手と足は関連性が強いので、足がカタいと手もカタくなるし、逆に手がカタいと足もカタくなる。
だから足も手のような感覚器官として猿の足になったつもりで地面をペタペタと触りながら歩いてみる。
感覚しようとする時は足の力は抜けるので、普段どれだけ足が緊張しているのか分かると思う。

あと足が手だと思って歩くと脛を垂直に立てて歩きたくなる。やっぱり普段は緊張で素直に歩けていないのだと気が付く。

足が手だと思ってペタペタ歩くのは面白い。