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ストレッチ

だんだんと普通に歩けなくなるのは筋肉の緊張が強くなって力が抜けなくなってきるからだと考えている。

ヨチヨチ小幅に歩くのは、大股に歩くための筋肉が緊張で伸びないのとバランスが取れないことで脚を遠くに運べないこと。

身体の外側の大きな筋肉で行動し続けると数十年経って力み癖と筋肉の疲労で固まってしまう。そして使ってこなかった深部の細かい筋肉は使われないことでやっぱり固まっている。だから残っているまだ動かせる部分で何とか歩くことになる。

こうした場合は大きな筋肉が固まって伸ばそうとすると痛かったりするので、長い期間をかけてストレッチすることでだんだんとマシにはなってくる。これはこれで有効な方法の一つだと思う。
ただストレッチは狙いの筋肉をかなり絞って集中的に伸ばすことになるので、伸ばしもれが出ることもあるしまたその筋肉が疲労すると固くなる。それに大きな筋肉だと身体のバランスを取る微妙な調整が出来ないのでバランスはそんなに良くはならない。

身体の深いところの小さい筋肉群が本来は刹那刹那で微妙に変わる全身のバランスを調整してくれている。

なのでどうしても困っているような表層の筋肉は大雑把にストレッチをかけてある程度改善するとしも、それだけでは不十分。

深層の細かい筋肉を目覚めさせるような動きを伴う方法がいるだろうと思う。
今のところはストレッチだけではちょっと厳しい。
ヨガはバランスの要素もあるので可能性はあるけれど、どこまで有効かはちょっと分からない。