バランス

人によって肩が痛かったり、腰が痛かったり、首が痛かったりする。
その痛い部分は緊張で͡凝っている場合多いので、そこが緩むと痛くなくなったり可動域が広がったりする。

ところが肩も腰も首もそれだけで存在しているわけではないので、その他の部分との兼ね合いでまた緊張して負担がかかって痛くなる。

なので根本的には全体的なバランスが良くなることが大切で、そうなると臨機応変に小さな動きで緊張を散らせる。

倒れそうなときに大きく手をバタバタ振ってバランスを保つのか、小さな筋肉や関節が崩れ始める身体を調整してスマートにバランスの良い位置に戻るのか。

いわゆる患部というか痛いところの対処はしつつ、全体的にもアプローチしながら段々と丁度よいところに近づいていくのがその人のためになると今は思っている。