発酵食品は身体にいいので、キムチや味噌、納豆などを食べる人は多いと思う。
しかし、メーカーの規模、コスト、容器などの問題で十分に発酵しているとは言えない商品も多いらしい。
例えばキムチは発酵食品に分類されているけれど、発酵しているキムチは発酵キムチと別に分けて呼ぶそうだ。国内の大手メーカーだと白菜などの具にキムチ味の液を漬けただけの物や発酵してもこの期間が短いものがかなりの割合を占める。
なので韓国の基準で認められたキムチにはキムチ君マークが付いている。日本にはそうした一目でわかるマークみたいな物はないので、国内メーカーの物だったら商品がきちんと作られているか調べるしかない。一番安いタイプでよく特売されるような物は怪しい。
味噌も材料の添加物として酒精というのが入っていると発酵が止められている。酒精というのはアルコールらしいけれど、これで菌による発酵を止めると容器が膨張しないのでメーカーとしては都合が良いらしい。あと出荷前に加熱の工程があっても菌が死ぬので発酵が止まっている。
味噌の場合は、酒精が入ってないのは原材料表示で確認できるし、加熱の有無は「生」の文字でアピールしている場合が多いので割と見つけやすい。ここでもやはり一番安いタイプの味噌だと色々添加して加熱もしていると考えられる。
発酵食品だから発酵の恩恵を受けていると思いがちだけど、意外とそれっぽい食品を食べてきたのかもしれない。何となくしっかり発酵している食品はドットというか粒子が細かい滑らかな味がするように個人的には感じる。味噌にしてもキムチにしても共通して「今まで食べてたのは何だったんだ?」と思うくらいの違いはあった。
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