月曜日に中谷潤人選手がバンタム級の防衛に成功した。全階級のボクサーの中で今は9番目の評価の選手。
彼を観ていると何となく今の日本人メジャーリーグの流れと被る気がする。始まりは野茂選手がメジャーの世界に飛び込んだところで日本のトップがメジャーに通用することを示した。メジャーのトップレベルに日本人が行けることはイチロー選手が安打数において一点突破したと思う。あとは盗塁、返球でリードオフマンで外野手としてのメジャー最高レベルには到達していたと思う。そして、もうこうした選手は出てこないとも思えた。
ところが割とすぐに大谷選手が現れてメジャーにおいてのスーパースターになってしまった。
ボクシングでは井上尚弥選手が世界で2番手の評価を得ているが、1位~3位の間を行ったり来たりしている状態。この井上選手のような選手はもう出ないと思われていたところで、中谷選手がそれ以上のパフォーマンスでバンタム級を席巻している。これまで3試合バンタム級では試合しているけれど、どれも圧倒的過ぎて試合になっていない。井上選手のバンタム、スーパーバンタム級での圧倒具合と比べても恐らく中谷選手の方が飛びぬけているように見える。
加えて礼儀正しく性格が良くて、試合では闘争心がしっかりある。
何となく大谷選手的な立ち位置にいるような感じがする。
まだ若くて伸びしろが大きく練習熱心。
ちょっとこの選手もどこまでの大物になるのか計り知れない。
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