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The next monster こと中谷潤人選手。すでに３階級制覇のチャンピオンで異名の通り「第二の井上尚弥」と評されてキャリアを進めてきた選手だ。
それでも井上選手と同等にはなれないだろうと一つ下のスーパーフライ級時代を観て思っていた。

ところがバンタム級に階級を上げてからの２試合は階級トップレベルの選手たち相手に圧倒的な勝利を挙げている。はっきり言って勝負になっていない。

井上選手もバンタム級時代は圧倒的に強かったが、今の中谷選手と比べると正直見劣りしてしまう。
中谷選手は体格的にはもう２，３階級上が適正階級ではないかと思わせるほど大きい。なので試合前の軽量時には本当にガリガリの状態になっている。と、いうことは適正階級に行くまでは階級を上げるごとにより元気に、よりパワーアップしていくということだ。
このあたりのことを考えると今階級を上げて井上選手と戦っても圧倒的に勝ってしまう可能性すら感じる。

メジャーリーグでは大谷選手が世界で一番評価されている選手だけれど、ボクシングの世界では井上選手と中谷選手がいる。いうなれば大谷選手が２人いるようなスゴイ状況になりつつある。

そう遠くない未来に２人の直接対決は実現すると思うけれど、もうすでにどちらが勝つか分からないところまで来ている。