日本で育つと分からないけれど、海外で文房具を買うとそのレベルの低さに愕然とすることがある。値段は高いのにクオリティーは低い。安っぽい。
今は円安で海外から大勢の旅行客が来ているが、日本の文房具が目的の人もかなりいるらしい。銀座の大型文房具屋さんは開店前から並んでいるそうだ。
今はシャープペンをノックせずに芯が一定の長さで保たれるものや金属の芯で減らずに書き続けられる鉛筆なんかがあるらしい。
僕らの頃は鉛筆しかないところから始まって、シャープペンシルが出る前にロケット鉛筆というのがあった。真の尖った部分が小さいプラスチックにハマっていてそれがペンの柄の中に縦列している。使っているところが書けなくなったらそのユニットを一番後ろから差すと次の芯がピンピンのユニットが出てくる。鉛筆を削る必要のない画期的なペンだったけれど、シャープペンシルが出てきて一掃された。
大人になると段々とボールペンを使うようになるけれど、近年はパイロットのフリクションが革命的だった。ボールペンなのに後ろのゴムで擦ると摩擦熱でインクが消える。これでボールペンに修正液や修正テープを用意することもなくなった。ただインクが熱で消える可能性があるので公式書類などには使えないのが弱点。
消しゴムも匂いがする物とか、ネリ消し、まとまる君などヒット商品が色々あった。
たまに最新の物を見ると思いもよらない進化が遂げられていて面白い。
コメントをお書きください