豆腐って食感を楽しむものだったり、タンパク質を摂るものだったりという認識があった。
味は醤油とかキムチと食べたら、そっちに負けるので食感、冷たさを感じるタンパク質。あるいは食事のカサを増すもの。味を楽しむ感じはなかった。
それが男前豆腐をたまたま買ったら、ちゃんと豆乳を食べてる感じの味がした。
男前豆腐以外にも同様なクオリティーで作られている豆腐はたくさんあり、それらは一番安い価格帯のものよりも1段階から2段階お高い。
国産の大豆と海水由来のにがりだけで作られている。安い価格帯のものだと外国の大豆に凝固剤と消泡剤というので作られている。豆腐という材料の少ない加工品ではあるけれど、大豆の質と固めるための材料の種類、消泡剤の有無でこれだけ味が違うのかと驚いた。
柔らかさとかなめらかさとかで評価される部分もあるのかもしれないけれど、材料を考えると豆腐は豆乳の味がするのが本来は当たり前なはずだ。
そう考えるとこれまで豆腐っぽい何かを食べてたんだなぁ、と思う。
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