計量

いよいよ明日に迫ったフルトンVS井上尚弥のタイトルマッチ。

土曜に記者会見、今日公開計量だった。

会見の様子からみるとフルトンが落ち着いていて、井上選手は表情が硬かった印象がある。
また井上陣営に対してバンテージの巻き方へのクレームがあり結局フルトンサイドの要望を受け入れる形でアメリカ式のルールでバンテージを巻くことが決定された。

試合前の今の段階ではフルトンサイドが先手先手で色々仕掛けてきている。

最近は計量失敗が世界的にも増えてきているがこの２人はしっかり規定体重を作り、無事試合は開催される。

計量後の睨み合いでは井上選手が珍しくフルトン選手を威嚇するような気合の入った様子がみられた。
これは珍しいことだが、バンテージの件と相手の方が背が高いことで見下されたように感じたというのもあっただろう。

今回は挑戦者側なのでかなりピリピリした試合前になっている。
精神的にはフルトン選手の方が明らかに落ち着いている。イスラム教徒であることが関係しているのか、頭に血が上っているわけでもなく、かと言ってビビっているわけでもない。

ただ両者の身体を見た感じは、フルトン選手は腰が浮いている感じがある。
対して井上選手は重心がドシンと地中まで貫いている感じがある。

あの体格でゴツゴツ圧力をかけられたら流石に１２R逃げ切れないんじゃないだろうか。
なんとなく明日はすごいものが見られそうな気がする。