首。

首と言えば北野武監督が本能寺の変を描いた映画「首」がお蔵入りになっているのが勿体ない。もう撮影自体は済んでいるのに。

それはさておき「首」。

現代人の相当数の方がもっている首のコリ。
首がコルから首をまわしています。首を引っ張ってストレッチしています。でもコリは改善しません。
こういう人も多いでしょう。

首をまわす場合ブンブンまわすのは頸椎を傷める危険性があるので、ゆっくりまわす方がいいです。
また、せっかくまわすにしても首を傷めないように気を付けてまわすと首に力が入ったまま恐る恐るまわすことになるのであまり意味がない。
なるべく頭の重さを使って倒してしまってそこからゆっくりまわしていく。そうなると必然的に大きくまわすことになる。

首を手で引っ張るのも引っ張っている手の筋トレになってしまい引っ張る時に緊張も起こるので、やるなら手(腕)の重さが頭にかかる程度で力を抜いてやるのがいい。ただ基本的には頭の重さで倒してやるだけで十分だと思う。

座ったり立ったりしている時は上記の方法で、もし横になれる状況であれば仰向けになって頭の重さで左右にゴロンゴロンと頭を倒していくのがいい。これが一番首の力を抜いた状態で首を動かせる。

あとは歩行時の前傾が首を凝らせるのと首を短くする。前傾すると肩甲骨が猫背気味に上がってくるので力が入るのと同時に首が短くなる。
目線を水平くらいにすると肩甲骨が落ちて姿勢が良くなるし、その分首も長くなって見栄えも良くなる。

何をするにしても無意識の力みは省いていきたい。