骨盤

膝下でチョコチョコ歩くのは良くない。

巷では股関節から歩く、とか、股関節のストレッチが熱心に薦められる。

股関節の可動域が広がると１歩も広がるし、動員される筋肉も増えるのでカロリーの消費も増える。
意外と使えない股関節だけに少しでも使えるようにしておくのは有益だ。

ただ最近何となく気になるのは、股関節の意識が強くなると股関節周りの筋肉を使おうとしてスタンバイ状態になること。股関節から、という意識が股関節周りを緊張させる気がする。チョコチョコ歩きよりはパワーのある歩きになるけれど、楽に歩けているのか？緊張によるブレーキとアクセル同時踏み状態になっていないか？というのがありえると思う。

股関節に過剰に意識がいかないようにするには違うところに意識を持っていくのが良くて、今のところ骨盤自体が動くことで股関節も含めて脚が動くような意識が良さそうだと思っている。

より大きく中心に近いところから身体は動いた方が良い。もしも大腰筋の付け根を感じられる人がいるのならそこから歩けばいいけれど、まだちょっと分からない。なのでその途中。
膝歩きよりは股関節、股関節よりは骨盤、そしてその先へ。