君の名は

新海誠監督の最新作がもうすぐ公開になる。
プロモーションとしてテレビで「君の名は」が放映され、今月は「天気の子」も放映するそうだ。

「天気の子」の方はそこまですごい映画とは思えなかったけれど、「君の名は」は名作と言える。

話がとにかくよく出来ているし絵もキレイだ。

初めて観た時に少し気になっていた事として、男の子と女の子が3年ズレて入れ替わってる事に気が付かないものだろうか?というのがあった。スマホ上では西暦まで見なければ日付は同じだから気が付かないから何とかなるかと思っていたけれど、結構田舎の子と都会の子が入れ替わるというので上手く誤魔化せている気がする。

男の子は都会しか知らず、女の子は田舎しか知らない。そして田舎の子が3年過去の都会の子と、都会の子は3年未来の田舎の子と入れ替わる。田舎は3年未来だろうがそんなに変化もないし、田舎の子からすると3年過去の東京だったとしても新鮮な未来都市のように感じたことだろう。そして、スマホの機種なんかにしても3年だったら違和感を感じるほど違わないだろう。

かなり複雑に設定を絡み合わせて作られているのに、しっかり辻褄が合うように出来ている。しかもちゃんと感動も出来るように作っている。

新海監督はこの作品で期待値のハードルを上げ切ってしまったので、同レベルのお話しを作るのもなかなか厳しいだろう。逆にこれを越える物が出来たとしたら本当にスゴイことだ。

そんな最新作の予告は面白そうな感じがする。