腕に関しては、腕だけで動かすよりも肩甲骨から使えるようにすることが良いとされている。その方が強い力が出せるし、疲れにくい、固まって肩こりにもなりにくい。
ところが下半身で肩甲骨と対応する腸骨に関してはあまり触れられない気がする。腸骨と仙骨で骨盤を構成しているからあまり肩甲骨から連想されないけれど、肩甲骨に肩関節が付いているように腸骨にも股関節が付いているからやはり対応している骨だ。
なので脚だけで動かすよりも腸骨、骨盤が動くことで脚を使った方が良いはず。骨盤ごと動かす使い方もあるけれど、仙骨と腸骨の間に仙腸関節という関節もあるし、恥骨結合もあるので小さいながらも動く機能はある。
骨盤がガッチリ決まった形だとするとそもそも骨盤が歪む自由もないはずだけど、歪む人が多いということは本来固まらなければ少し形を変えるようなことは出来る。でなければ女性は出産なんて出来ない。
腰のイメージとして安定させるとかドッシリさせるのが良いような気がするけれど、ここを固めてしまうと動かさないことで尻の筋肉が固まるのと脚だけの筋肉で行動することで脚が疲弊して固まるのでだんだん歩けなくなる。
肩甲骨だけでなく骨盤も良く使う意識は持った方がいい。
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