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空間

歯並びの悪さはアゴの発達が足りなくて歯が設計通りに並びきらずに歪になる。あとは片噛みとか舌で前歯の裏を押していたりとかでも乱れる。

空間が十分にあって、変な癖のない口や舌の使い方をすることで設計通りに発育する。

身体全体でみると身体の使い方や姿勢に癖が出ると一部の筋肉が常時緊張して、緊張がある側に空間が足りなくなる。そうなると歯の場合と同じでの骨が伸びなくなったり、あるいは設計とは違うけれど伸びれる方向に伸びてしまう。筋肉の制限によって骨が捻じれてきたりもする。

なので考えておきたいのは身体の中のスペース(空間)をなるべく広く保てるようにすることだ。

腹に空間がなければ比較的柔らかいお腹が出るしかないけれど、背骨がキレイに積まれると腹にスペースが広く取れるので割とたくさん食べてもそんなに腹が出てこない。

胸郭は猫背にうつむいていると狭いけれど、胸がリフトされていると中の空間が広く取れて息がしやすい。


大体は力んでいる筋肉が空間を狭めてくるので、なるべく力を抜いて姿勢良く生活していくといいだろう。
頑張って良い姿勢を作ると頑張ってる筋肉がまた空間を狭めてくるので、力を入れないで出来る姿勢をバランスで探っていく。

考えてみると動物は歳をとってもそんなに個体の形(姿勢)は変わらないけれど人間だけは高齢になってからの個体差が激しい。それだけ設計通り発育するってことが人間は難しい環境にいる。